国の伝統的工芸品に指定されている「三州鬼瓦工芸品」を制作する「鬼師」と呼ばれる職人と、TVアニメ「鬼滅の刃」のコラボを、2020年10月30日から2021年1月29日に開催しました。 鬼師の技術を生かした限定コラボグッズの販売や、鬼瓦体験型ワークショップ、デジタルスタンプラリーなどを高浜市内で開催。 古より脈々と受け継がれる伝統と技術、ともに鬼を冠する「鬼師のまち、鬼滅の刃ファン」のための特別なコラボレーションとなりました。 |
鬼瓦の製作に使われる道具たち。左からタタキ、すだし、竹ベラ、カキヤブリ、ヨリヌキ、しないべら、上段左よりバチ、マルガマ。これが全てではなく数種類の道具を使い分ける。 この道具と職人の腕だけで5尺以上(高さ約165cm)もある鬼瓦を作って行く。 |
【1】焼き縮みを計算の立、正確な図面(型紙)を描く。 |
【2】型紙を使って粘土板に図面を罫書き、カマで切り付け表面を作る。 |
【3】出来た表面に側面を張り付ける。裏面も表面と同じ作業で張り付ける。 |
【4】表面に雲などの模様を付け土して、全体の形を造り上げる。 |
【5】ほどよい堅さになった所でヘラで仕上げをする。 |
【6】布などをかぶせたり取ったり、また手返しして、ゆっくりと乾燥させていきます。 |
【7】約1,130度前後の高温で、1日から2日かけて焼成します。 |
【8】大きな鬼瓦は造り始めてから完成までに、2〜3ケ月以上の日数がかかります。 |